FSUN活動指針

重光葵外務大臣

FSUNは、国連プロジェクトのサポートを通じ、人類全体の平和と幸福のために奉仕することを目的としています。多くの人は国連のサポートと聞くと、それは政府の役目であって民間の出る幕はないと思い込んでいます。それは誤解であり、政府の垣根を越え、限界を超えて、民間人・企業・団体が関わってこそ、遂行できるプロジェクトがほとんどだといえます。非政府組織(NGO)に国連の期待が寄せられているのです。

FSUNは、国連エンブレムに「OUR HOPE FOR MANKIND」という文字を付けることで、その使用許諾を得ています。翻訳すると「人類への私たちの希望」。政治や宗教を超越して、地球市民として私たちFSUNは、すべての人々の平和と幸福のために、希望をもって国連の活動を支援し続けてまいります。

FSUNのビジョン

ジョン・F・ケネディ

私たちは国連憲章の基本精神に基づき、同じ志に立つ人々と共に地球市民として運動を展開し、地球人類の全てに幸せと平和を与えることを目指します。

FSUNのミッション

ネルソン・マンデラ

自立・自律・自強(自助)の原則と文化的権利の尊重を遵守し、人類を支援するために交流する協会として、私たち人間が創出した「国連」のプロジェクトの推進を通して、人々の幸せを創出します。

FSUN憲章(6つの理念)

マララ・ユフスザイ

1.WE, THE PEOPLES

我々は、国連憲章の精神を尊び、人類共存のヒューマニズムに立って前進します。
We the members of the Foundation for the United Natios(FSUN), respect the sprits of the United Nations Charter, and advance toward the future, basing our cause upon humanism of symbiosis.

2.OBJECTIVES FOR THE PEOPLES

我々は、国連のサポートを通じ、人類全体の平和と福祉に奉仕します。
We serve the cause of the peace and welfare of all humanity by supporting the United Nations.

3.RULE OF AID AND SUPPORT

我々は、援助にあたって、相互に自立・自律・自強(自助)の立場を守ります。
We, in providing aid, uphold the position of mutual regard for independence, autonomy and empowerment through self-help.

4.MUTUAL RESPECT

我々は、互いの長所を讃え、学び、互いの短所を補い、忠告し、子孫のため、自らのため、人類共生の世紀を創ります。
We praise and learn the strong points and give them advice if necessary, and together create a century of human symbiosis for our sake and for posterity.

5.HUMAN RIGHTS

人類の最大の課題は「人権」であり、我々はこれを護り、改良し、発展させます。
The greatest issue of humankind is “human right” which we defend, improve and promote.

6.CULTURAL RIGHTS

我々は、異文化を排除するのではなく、共に生きる文化的な権利を確保しつつ、人類共生の世界を目指します。
We do not exclude cultural difference, but work together with all the others for a world of human symbiosis, securing the cultural right to live together.

*この理念は、1997年度総会で発議され、1999年に決定された「FSUN憲章」に基づくものです。