国連支援交流協会は、一般社団法人SDGs大学と共同開発した「企業向けSDGs研修プログラム」をスタートしました

国連支援交流協会(FSUN)は、2021年11月1日、一般社団法人SDGs大学との共同開発による「企業向けSDGs研修プログラム」の発足をしました。

 

【目的】

当プログラムの目的は、「SDGsの正しい基礎理解を推進すること」にあります。

さらには、基礎理解後に得た知見を生かし、各社に合った課題の抽出やSDGsに向けた具体的な目標の設定までをカバーする事で「企業によるSDGsへの正しい取り組みを推進すること」が目的です。

 

【背景】

SDGsの認知が近年急速に広がる中で、その表層的な理解が間違った解釈を生み、一般的に言われる「SDGsウォッシュ」(実態が伴わないのにSDGsに取り組んでいるように見せかけることを指す言葉)を無自覚なまま行ってしまっている企業も散見されるようになりました。

そうした背景から、我々は、「SDGsの取り組みに関する入門書」と言えるような研修専用の教材テキストとそれを効率よく学習するための研修プログラムを一般社団法人SDGs大学と共同で開発し、およそ1年の開発期間をかけて、ようやく当研修プログラムのサービス提供がスタートする運びとなりました。

 

【展望】

当研修プログラムでは、当協会とSDGs大学が選出した専任講師の指導のもとで、リアル研修やオンライン研修を通して、SDGsを正しく理解し、取り組むためのヒントを提供してまいります。

今後は当研修プログラムを推進し、SDGsの取り組み方法に悩む多くの企業の挑戦の後押しをしていくことで、2030年までにSDGsへの取り組みにおいて、日本が世界各国に勝るとも劣らない状態になることを目指して活動してまいります。